ブランド品買取アバター
AIがブランド品買取査定を行います。

ブランド品買取アバター
AIがブランド品買取査定を行います。

NEWS

【PR】大黒屋が先進AIで叶える経済活性化

PR情報

完全自動化された査定システムで新サービスを展開

中古ブランド品資産の買い取りと販売を手掛ける大黒屋が、スマートフォン経由でブランド品を自動査定できるシステムを開発した。オンラインで送った写真を裏で専門家が査定する仕組みはこれまでもあったが、自然言語処理(NLP)と人工知能(AI)を組み合わせて完全に自動化したケースは世界的にも珍しい。いつでもどこでも容易かつ迅速な査定を可能にすることで、消費者のクローゼットに眠る「不稼働資産」を「稼働資産」に変え、日本経済の活性化に貢献する。

写真:大黒屋ホールディングス株式会社 代表取締役社長 小川 浩平 氏

先進AIがブランド品を高い精度で判別

自然言語でチャットボットとやり取りしながら、ブランド品をスマートフォンで撮影して送ると、詳しい名称や型番をすばやく返答する。ユーザーが同意すれば、最新の査定金額を教えてくれる。人工知能(AI)と自然言語処理(NLP)を駆使した最先端の自動査定システムを、大黒屋が開発した。

「目的は、消費者の自宅のクローゼットに眠る不稼働資産を、稼働資産に変えることです」と語るのは、大黒屋ホールディングス 代表取締役社長の小川浩平氏だ。日本にはブランド品や貴金属など、個人宅に眠っている資産がたくさんある。これまでは、店舗に持っていかなければ価値を知ることはできなかった。これからは、スマートフォンから写真を送るだけで、その場で価値を知ることができる。

ブランド品は、そのまま持っていてもお金を生まない。不用品として捨てられてしまえば、それまでだ。しかし、手軽に品物の市場価値がわかるのなら、活用法も見えてくる。「使わないブランド品をお金に換え、新たな消費につながる原資を作るお手伝いをします」(小川氏)。眠っている資産を循環させ、日本経済の活性化につなげたいと話す。

これまでも、写真を送って査定できるサービスはあった。しかし、裏で人が判断する仕組みのため、結果を得るまでに半日から1日、場合によっては数日を要することもあった。大黒屋が開発したのは、AIとNLPによって完全に自動化されたシステム。分析から査定まで、わずか数秒という速さだ。チャットで画像を送ると、画像認識AIによって、クローゼットの写真の中から自動的にブランド品を識別。ダイナミックプライシングAIが最新の市場価格を提示する。

ここで重要になるのは、大黒屋が実際にそれを購入し、現金に換えてくれるという点だ。今回のシステムは、その間口を一気に広げる。大黒屋は、大きな顧客ベースを持つ小売会社や流通会社、旅行会社、鉄道会社などをパートナーに迎え、同システムを活用してもらおうと考えている。パートナー各社は入り口だけを提供すれば、査定と買い取りはシステム経由で大黒屋が丸ごと引き受ける。顧客が持つブランド品の現金化はもちろん、各社が運営しているポイントやインセンティブに換え、新たな消費を生み出すことも可能になる。ビジネス機会を増やし、ウィンウィンの関係をもたらす起爆剤としての役割が期待されている。

大黒屋の自動査定システムが、クローゼットに眠る資産の循環に貢献する

画期的なAI写真査定技術を開発できた理由とは?

「AIの価値は、学習させるデータの質と量で決まります」(小川氏)。大黒屋は、ブランド品の詳細な型番やモデルに詳しい専門家を社内に多数持つ。商品撮影のプロもいる。長い年月をかけて膨大なブランド品の情報を集め、蓄積してきた。「この角度から見ないと、詳しい型番を判別できない」という特殊な写真を含め、1つの型番の商品に対して8~10枚の写真を所蔵しているという。

この情報資産をベースに、8年前から50万点に及ぶブランド品の画像と商品情報を整理し、デジタル化してきた。これは「データクレンジング」と呼ばれ、データ活用の土台となる作業だ。「商品説明の日本語表現を調整したり、型番の違いや細かい齟齬を修正し、整合性が取れるデータに整理しました」(小川氏)。

大黒屋が積み上げてきた情報の質は、驚くほど高かった。画像をAIが解析して品物を判定する部分と、価格の算定に関するデータはおおむね揃っていた。あとは、属性データを調整し、整合性が取れる形にする。社内の専門家のブランド品に関する知識も大いに活用。これを最先端のAIモデルに学習させることで、今回の自動査定システムを実現した。

自動査定システムの実現に至った4つのプロセス

開発を短期間で成功に導くため、AIやNLPなどに詳しいデータアナリストや、Python、機械学習、AI開発の世界でもトップクラスの人材を採用し、少人数の開発チームで進めた。さらに、高い専門性と実力を持つ企業をグローバルで採用し、最高の品質を目指してきた。

AIやNLPの分野で、世界に頭角を現しているエンジニアはそう多くない。グーグルやアマゾンのようなビッグテックをはじめ、著名なグローバル企業からいくらでも採用のオファーがあるため、そうした人材を獲得することは極めて難しい。優れた人材の確保は、大黒屋の大きなテーマとなってきた。

「優秀な人材は、どこで働くかより、自ら何ができるかを重視しています。最先端のAIを使い、世界に例のない仕事ができるのなら、大黒屋のような企業にも興味を持ってくれます」(小川氏)。こうしたエンジニアは、世界的なつながりを持っている。エンジニア同士のコミュニティーの中で、お互いの成果を競い合っている面があり、誰もやっていない仕事をしたがる。小回りが利いて決断が速い企業を好む傾向もある。早く成果が出せるからだ。

「大規模なブランド品の中古流通市場は、日本にしかありません。しかも、これだけ質の高いデータを揃えている企業も、大黒屋だけです。『AIによる自動判定』というテーマはほかにもあると思いますが、ブランド品に絞ることで世界に類を見ないレベルまでAIの精度を高められる可能性があります。面白い挑戦だと感じてくれたのでしょう」(小川氏)

天才と言われる質の高いエンジニアを確保・維持するには、最大限の自由と裁量を与え、働きやすい環境を提供する必要がある。「秘訣は、あまり干渉しないことです。自由に挑戦できる環境作りを心掛けました」と小川氏は述べた。

世界トップレベルのAI査定技術の確立を目指す

眠っているブランド品を流通させれば、経済を活性化させる力になる。「特に高齢者の経済事情を改善し、人生を輝かせていただきたいです。要らなくなったブランド品や貴金属を現金化していただければ、そのきっかけになるはずです」(小川氏)。使わなくなったブランド品を現金に換えて旅行へ行くなど、不稼働資産を稼働させれば消費が増える。このシステムを多くの企業に活用してもらうことで、資産循環のすそ野を広げたいと話す。また、ブランド品を大切にし、リユースすることはSDGsにもつながる。資産の循環とともに、モノの循環も目指す。

「もう1つのチャレンジは、顧客のデータを活用することです」(小川氏)。ブランド品をたくさん持っている人には、相応の経済力がある。システムを通じてそうした顧客とつながりを深め、データを集めることで、新たなマーケティング機会を模索する。

大黒屋はブランド品に限らず、様々なものを扱っている。今回、あえてブランド品に絞ったことには理由がある。「ブランド品に絞り、AI査定の技術をとことんまで高めようと考えました。世界のトップレベルまで持っていければ、横展開が可能になるからです」(小川氏)。英語化すれば、すぐにでも海外へ展開できる。不動産や自動車など、違う分野のデータを持つ企業と組めば、エリアを広げることも可能だ。欲張らずにテーマを絞り、技術力の向上に専念したことが功を奏した。

昨今、地震や暴風雨、土砂崩れなどの自然災害が増えている。いざという時、家にあるブランド品を売ればいくらになるのか知りたいというニーズが広がっている。生活者が手軽に持ち物の二次流通価格を把握することができる今回のシステムには、人々の不安を解消する効果もありそうだ。

ブランド品買い取りの世界に最先端のデジタル技術が導入され、誰もが気軽にサービスを利用できる時代が来た。「不稼働資産を稼働資産に変え、日本経済を盛り上げます。パートナー企業と協力し、皆で実現したいです」と、小川氏は抱負を述べた。

お問合せ先
大黒屋ホールディングスホームページ
https://www.daikokuyajp.com/

関連リンク
大黒屋ホールディングス連結子会社における「新事業戦略」に関するお知らせ
https://ssl4.eir-parts.net/doc/6993/tdnet/2387683/00.pdf

本原稿は日経BPの許可により『日経ビジネス電子版』2024年02月29日公開のタイアップ記事を抜粋・改編したものです。